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導入事例

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パッケージベース SI & サービス

SuperStream-NX統合会計システム移行

周辺システム、既存アドオンシステムの変更を行わず SuperStream-COREからSuperStream-NXへの移行を実現

業種: リース業
業務: 建築建材リース

経緯・課題・要望

2004年よりSuperStream-COREにて会計運用を開始し、業務の増加に応じて基幹システムとのデータ連携や個別のアドオン機能、ツールを開発し、会計システムを拡大してきた。事業拡大に伴い会計システムを刷新する事を決定。他会計パッケージの検討も行ったが、既存システムに蓄積された仕訳データや操作運用の親和性よりSuperStream-NXへの移行とする事を選定した。 但し、SuperStream-NXへの移行とする条件である「基幹システムや既存アドオン機能やツールを変更する事無く、SuperStream-NXへの移行を行う」に対してどのように解決するか大きな課題となった。また、移行タイミングで組織や科目、取引先等の各種マスタのデータクレンジングも行いたい、との要望も頂いた。 (移行プロダクト:CORE,AP+,PN+,FA+,field ⇒ NX(GL,AP),PN,FA)

解決策・システム・サービス概要

周辺システム、既存アドオン機能、ツールとのデータ連携はSuperStream-NXデータよりSuperStream-COREテーブルレイアウトの仮想表を生成し、SuperStream-NXの運用に応じてリアルタイムにSuperStream-COREテーブルレイアウトでのデータ参照を可能とした。また仕訳データ連携についても、SuperStream-COREでの外部仕訳レイアウトと同一レイアウト且つ同一仕様での取込機能を新規開発し対応を行った。 また、各種マスタ移行や仕訳データの移行はSuperStream社標準の移行ツールを主軸に、マスタデータクレンジングスクリプトを作成、移行ツール実行後にスクリプトを実行し、SuperStream-NX環境を生成した。

システム導入後の改善

  • 運用面では、SuperStream-COREとSuperStream-NXでは大きく違いは無いので移行後の初月から概ね同じ運用で業務が行えた。

  • SuperStream-COREでは存在していない機能を新たに利用する事により、一部業務改善に貢献できている。

  • 基幹システムとのデータ連携やアドオン機能については、SuperStream-NXでのデータ保持概念の違いにより一部データ側の調整を行ったが、改修を行なわずに運用できている。